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分散とリスク

期待値が同じでもリスクが異なる理由

分散とリスク

簡単に書くと

期待値だけでは投資やギャンブルの判断は不十分です。同じ期待値でも結果のばらつき(分散)が大きく異なる場合があります。分散の大きさがリスクを表しています。

詳しく書くと

分散は、データが期待値からどれだけ離れているかを測定する指標です。標準偏差は分散の平方根で、元の単位に戻すため解釈しやすくなります。

公式:

なぜ分散が重要なのか

期待値が同じでもリスク(変動幅)はまったく異なることがあります。

計算手順

結論: 両ゲームの期待値は同じ100円ですが、リスク(変動幅)はまったく異なります。

分散の計算例:サイコロ

公正なサイコロを振った時の分散を計算します。

計算手順

期待値 E[X] = 3.5

各出目の期待値からの偏差の二乗を計算

(1-3.5)² × 1/6 = 6.25/6

(2-3.5)² × 1/6 = 2.25/6

...合計して17.5/6

2つの投資案の比較

期待値が同じ10%でも分散が異なる投資を比較します。

結論: 期待値は同じ10%ですが、投資Bの方が10倍以上リスクが高い

重要なポイント

  • 期待値だけは不十分 - リスク(分散)も考慮する必要がある

  • 分散は偏差の二乗の期待値 - 期待値からのばらつきを測定

  • 標準偏差の方が解釈しやすい - 分散の平方根で元の単位に戻す

  • リスク許容度は個人差がある - 同じ投資がすべての人に適切とは限らない

練習問題

問題:

以下のゲームの期待値、分散、標準偏差を計算してください。 • 50%の確率で100円 • 50%の確率で0円

期待値 = 100×0.5 + 0×0.5 = 50円 分散 = (100-50)²×0.5 + (0-50)²×0.5 = 2500 標準偏差 = √2500 = 50円

このレッスンのクイズに挑戦!

分散とリスクの理解を深めるために、章末クイズに挑戦しましょう。

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